田中長徳写真展
WIEN CT70
©Chotoku Tanaka
会 期 |
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2017年11月22日(水)〜2018年2月17日(土) |
時 間 |
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11:00〜19:00 |
休 廊 |
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日・月・祝 |
入場料 |
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無料 |
*2017年12月26日(火)〜2018年1月8日(月)は年末年始休廊とさせて頂きます。
内容紹介
70歳を迎えた作者が、1973年(26歳)にフリーランス写真家としてスタートしたウィーンを再訪、新たな10年に向けた展望と決意を予感させる写真展です。
2016年の新作に加え、1973年に撮影された作品も初展示いたします。
モノクローム(ゼラチン・シルバー・プリント)作品57点を展示。
WIEN CT70
田中長徳
1960年代のライフマガジンで大活躍した写真家エルンスト・ハースはあまり知られていませんが実はオーストリアウィーン生まれです。卓越した天然色写真のテクニックで色彩の魔術師と言うニックネームをとっています。
私が40歳の時にエルンスト・ハースとWIENについて語る機会がありました。それも英語ではなく生粋のWIENなまりのドイツ語で話をしたのです。
エルンスト・ハースは自分の一番好きな作品はカラーではなく、1950年代に外国から帰国したオーストリア軍の兵士の光景を撮影したシリーズだと言いました。それはモノクロームのドキュメンタリーなのですが、その背景には光の魔術師としてのエルンスト・ハースが浮かび上がっていました。
2016年のウィーンの撮影で、寒風の中で思い出したのはその時の大写真家の言葉でした。今回の写真展は個人的には私が70歳になったことを自分で記念するためのある種の記念碑です。写真家は日々生きていると同時に日々を死んでいるわけです。
【ギャラリー・トーク】
【第一回】 「ウィーンの50年」 田中長徳
日 時 /2017年12月9日(土)19:00〜 (当日は18:00閉廊、18:30より受付開始)
参加費 / 2,000円
終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。
【第二回】 「ウィーンで出会った人々」 田中長徳
日 時 / 2018年1月20日(土)19:00〜 (当日は18:00閉廊、18:30より受付開始)
参加費 / 2000円
終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。
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作家プロフィール
田中長徳(たなかちょうとく)
1947年東京都生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒。
日本デザインセンター勤務を経てフリーランス写真家となる。
1973年から7年間ウィーンに滞在。
日本人写真家の巡廻展「NEUE FOTOGRAFIE AUS JAPAN」に参加。
文化庁派遣芸術家として、MOMA(ニューヨーク近代美術舘)にてアメリカの現代写真を研究。
個展多数。
『銘機礼賛』『屋根裏プラハ』『LEICA,My Life』など著書は約130冊に及ぶ。
Official blog
PHOTOMENTARY チョートクカメラ日記
WIEN CT70
Chotoku Tanaka Photo Exhibition
November 22,2017-February 17,2018
gallery bauhaus
2-19-14 Sotokanda, Chiyodaku, Tokyo, Japan
Access map
About 6 minutes walk from Ochanomizu station (JR line/Tokyo Metro Marunouchi line).