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W・ユージン・スミス写真展
The Glow of Mercy −愛と真実の日々−


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                    「慈悲の人−シュバイツァー」 ©W・Eugene Smith

会 期 / 2021年9月7日(火)〜2021年11月20日(土) 
時 間 / 11:00〜19:00
休 廊 / 日・月・祝
入場料 / 一般・学生 800円 *中学生以下は無料


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    「ウェールズ」 ©W・Eugene Smith

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    「カントリー・ドクター」 ©W・Eugene Smith


内容紹介

アメリカのグラフ紙『LIFE』などを中心に、フォト・ジャーナリストとして数多くの傑作を残した写真家ユージン・スミスの写真展を開催いたします。
戦争・医学・産業などをテーマに、人間のかがやきを撮り続けたスミスの写真家としてのあり方は、後世のフォト・ジャーナリズムに偉大な影響を与えました。1978 年に59歳という若さで他界したユージン・スミスは、自身も波乱に満ちた人生を送りながら、世界中で起きている悲惨な出来事をカメラで追い続けました。被写体と真摯に向き合い、あるがままの生をカメラを通して人々へ伝えようとしたスミスの写真は、真実を追い求める強い意志とあたたかな人間愛に溢れています。
本展覧会では、スミスの作品群から下記のテーマから厳選した作品を展示いたします。

「第二次世界大戦」「カントリー・ドクター」「日立」「スペインの村」「助産婦」
「チャップリン」「慈悲の人−シュバイツァー」「ピッツバーグ」「ハイチ」「無菌の生命」
「屋根裏部屋から」「楽園への歩み」「ウェールズ」など。

ユージン・スミス自身の手による貴重なオリジナル・プリントをぜひご覧ください。
モノクローム(ゼラチン・シルバー・プリント)作品約70点を展示。

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     「第二次世界大戦 硫黄島」 ©W・Eugene Smith

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                    「スペインの村」 ©W・Eugene Smith


作家プロフィール

William Eugene Smith(ウィリアム・ユージン・スミス)

1918年カンザス州生まれ。14歳のころからアマチュア写真家の母の影響で写真を撮り始める。
父の死後フォトジャーナリストとしてさまざまなグラフ雑誌に写真を持ち込むようになり、20歳前にグラフ雑誌『ライフ』などでの活躍が認められ、第二次世界大戦の状況を最前線から報道し、報道写真家として順調に駆け出す。第二次世界大戦の終戦間際の1945年に沖縄で全身に重傷を負い、約二年の療養生活をすることとなったが、回復後も数多くのフォトエッセイを発表し、フォトジャーナリズムの黄金期を創り上げた。1971-74年は日本の水俣の公害問題を取材。ヒューマニズムに基づき真実を報道する姿勢は、たびたび雑誌編集部と対立することもあったが、晩年までひたむきな創作意欲を失うことはなかった。1978年アリゾナ州にて死去。享年59歳。

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                    「私の娘ワニータ」 ©W・Eugene Smith


The Glow of Mercy
W Eugene Smith Photo Exhibition
7 September 2021 - 20 November 2021

William Eugene Smith who is a great photographer impacted on future generations of photojournalism. He covered painful news all over the world for the rest of his life.
We exhibit selected Smith’s works as follows.
“World War 2” “Country Doctor” “Hitachi” “Spanish Village” “Nurse Midwife”
“Charlie Chaplin” “A Man of Mercy” “Pittsburgh” “Haiti” “Life without Germs”
“The Loft from Inside In” “The Walk to Paradise Garden” “Wales” etc.

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2-19-14 Sotokanda, Chiyodaku, Tokyo, Japan
Access map
About 6 minutes walk from Ochanomizu station (JR line/Tokyo Metro Marunouchi line).